データ検証
【データ】
1.人気馬がしっかり
過去10年、1番人気の馬は6勝、2着2回と見事に信頼に応えている。
ここ4年は、1番人気馬が続けて優勝。2番人気の馬も、6連対と安定感がある。
2.3番人気の馬は悪戦苦闘
3番人気の馬は、10年前に優勝したマーベラスクラウン以来連対がない。
5番人気より下位の伏兵で連対したのも、95年のタマモハイウェイ以来ない。
3.6歳をマーク
10年間の連対馬のうち、9頭が4歳。
ただし、ここ3年はそれまで出る幕がなかった6歳のベテランが続けて連を確保している。
7歳以上は連対がなく苦戦。
4.上がり勝負
10年間の、上がり3ハロンの平均タイムは34秒6。
少なくとも35秒を切る瞬発力がないと通用しない。
5.小兵は苦戦
10年間の勝ち馬の平均体重は484kg。
最軽量の勝ち馬でも97年のシルクジャスティスで458kg。
6.少頭数なら前残りも十分
過去10年、逃げた馬が連に残ったケースが3回。
その年の頭数は7、7、9頭とすべて1桁の少頭数戦で行われた。
【考察】
1.このレースは本当に人気馬が強いです。1番人気馬は8連対ということですが、実は連を外した2回のうちの1回は京都ではなく阪神競馬場でのレースなので、京都では実に過去9回のうち8連対。怖くて1番人気は外せないですね^_^;
馬連配当で見ても過去10年で10倍以下での決着がなんと7回!後の3回は10倍台、20倍台、30倍台がそれぞれ1回ずつ。万馬券なんて1回もありません。このレースは堅くいっておくのが無難かな?
2.1で「人気馬が強い」と言いましたが、実は強いのは1、2、4番人気の馬なんです。1、2番人気馬の連対は先に述べた通りですが、4番人気の連対は4回(2勝)。1、2、4番人気馬だけで過去10年間の20頭の連対馬のうちなんと18頭も占めているのです!しかも、3番人気が連対した94年は阪神競馬場で行われているので、京都に限って見ると3番人気馬は1度も連対がないです。
もう何かあるんじゃないか?と思うぐらいですね(笑)。
3.4歳は数が多いので連対馬が多く出るのは当然と言えば当然ですね。6歳馬はここ3年は連続で連対しているので勢いに乗っていると言えばそうかもしれませんが、データと言うにはちょっと…といった感じでしょうか。一応ダイタクバートラムやオールカマーを勝ったトーセンダンディが6歳なので怖いと言えば怖いですかね。
4.これは一見なかなかいいデータのように思えますが、登録馬をざっと見渡してみると過去4走で35秒切ってないのってメイショウカチドキぐらいなんですよねぇ(笑)。今回はあんまり使えそうにないデータです。
5.これは逆に前走の馬体重が480kg切っている馬が多過ぎてあまり当てになりそうにないです。480kg以下の馬が連対したことがないというならともかく、「平均」馬体重なんかで見てもあまり参考になりそうにないですしね^_^;
6.これはなかなかおもしろいデータですが、今回は登録馬が軽く10頭を超えているので出番はなさそうです^_^;。もし出走頭数が1桁になったとしても、今回の登録馬には逃げ馬らしい逃げ馬いないんですよねぇ…。もしかしたらまたトーセンダンディがまんまと逃げ切りなんてことになったりして(笑)
【検証】
1.1番人気馬が堅実に連を確保。2番人気は連対しなかったものの、馬連配当は990円と平穏に終わりました。やはりこのレースは人気サイドで決まりましたね。
2.3番人気は連対せず、異様なまでの3番人気の連対率の低さが実証されました。考察で言ってた4番人気云々の話は外れてしまいましたがね…^_^;
3.6歳馬、7歳馬は1頭ずつしか出走してなかったので無理もないですが、結局連に絡みませんでした。4歳馬はしっかり2着に入ってデータはしっかり実証されました。まぁ4歳馬は割合的に多いので当然といえば当然の結果ですが(笑)
4.今回の上がり3ハロンは34秒3。馬券の参考になったかどうかは別として、データとしてはきっちり当たってましたね。
5.勝ち馬の馬体重は468kgと、過去の平均より16kgも軽かったです。初めから当てになるとは思ってませんでしたが、思いっ切り外れてしまいましたね^_^;
6.結局ギリギリ2桁の10頭立てだったので、このデータの出る幕ではなかったですね。結果としても逃げたダイタクバートラムは沈みました。
【まとめ】
今回は考察でこれは当てにならないなと言った5、6以外はきっちり当たってましたね。全部のデータを鵜呑みにせずにきっちり考察すれば割と参考になるデータなのかも知れません。今後もちょっと期待できそうですね。
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