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データ検証
【データ】
1.人気馬が苦戦
過去10年、1番人気の馬は4勝しているがあとの6頭はすべて着外。
ここ4年は、続けて着外に終わっている。
2番人気の馬も連対1度、3番人気の馬も連対2度と崩れている。
2.東西がっぷり
10年間の連対馬の内訳は、関東馬10頭に対して関西馬9頭とほとんど五分。
残る1頭は英国馬。
3.4歳をマーク
10年間の連対馬のうち、11頭が4歳。
ただしここ2年は、関東の6歳馬が連絡み。7歳以上の連対はない。
4.1分45秒台
10年間の平均勝ち時計は1分45秒9。
勝つ為には相当なスピードの絶対値が必要。
5.小兵は苦戦
10年間の勝ち馬の平均体重は480kg。
最軽量の勝ち馬でも95年のスガノオージで444kg。
500kg以上の巨漢が4勝。
6.逃げ切りも十分
過去10年、逃げ切りが3頭、2着に逃げ粘った馬が1頭。
前残りはマークしたい。
【考察】
1.久し振りにちょっと荒れるレースです（笑）。ざっと過去のデータを見ても、「何番人気が強い」という事もなく結構バラバラです。1、4、5番人気がそれぞれ4回ずつ連対しているので若干多いかな？という程度。馬連配当で見ると10倍以下が3回、10倍台が1回、20倍台が2回、40倍台と50倍台がそれぞれ1回ずつ、万馬券が2回と、割と荒れます。
2.正直これは何の参考にもならないデータですね^_^;。普通「関東馬の方が弱いから」とか馬券の検討の時に考えたりしないですから、関東馬と関西馬が互角だとか言われても「ふーん」ぐらいのもんです（笑）。
3.4歳馬は数が多いとはいえ、5歳馬とかも結構いる中で11頭連対はちょっと気になる数字です。7歳以上の馬は元々現役続行してる馬が少ない上に年取って力も落ちてたりするので連対してないからどうだって事はない気がしますね（笑）。実際今回も登録してるのはメジロマントル1頭だけです。ちなみに、勢いに乗っているような言われ方の6歳馬ですが、今回登録があるのはカナハラドラゴンだけです^_^;。
4.これはかなり参考になりそうなデータ。重馬場だった95年を除けば1分46秒を切らなかった勝ち時計は2回だけ、しかもそのうち1回は中山開催の02年だ。昨年に至ってはやや重だったにもかかわらず1分45秒7という時計。スピードのない馬は迷わず切りか？
5.毎度の事ながら馬体重に関するデータは無理矢理な感じです^_^;。「最軽量で444kg」って、444kgなんて相当軽いじゃないですか…。今年の登録馬で特別軽いのは430kg台のシェルゲームぐらいだし、とりあえずこのデータは無視かな。
6.開幕週ということもあって、やはり逃げ馬は怖いですねぇ。今回はローエングリンがいるので要注意です。まぁローエングリンほどだとそう楽に逃げさせてもらえないかもしれませんがね^_^;。逃げだけじゃなくて前残りも考えてもちろん先行馬も要注意ですね。
【検証】
1.荒れるレースかと思いきや、終わってみれば1番人気馬−3番人気馬の人気サイドで終わってしまいました。一応過去のデータでも馬連配当10倍以下でおさまったことが何度もあるので、予測し得ない結果というわけではありませんでしたがね。でも、久々に穴党にはおいしいレースだと思っていたのですが世の中そんなに甘くはなかったですね^_^;
2.結果的には連対馬は2頭とも関東馬。このレースは意外と関東馬が強いですね。強いといってもやや強いという程度ですが^_^;
3.連対した馬は2頭とも5歳馬でした。7歳馬は1頭のみの出走だった上に特別有力というわけでもなかったので連対しなかったのは順当ですね。6歳馬はここ2年連対していて勢いがあるように言われてましたが、全体的に見れば連対が多いわけでもなく、これまた1頭限りの出走だったので連対しなくても当然ですね。4歳馬は割合が多いのに連対しなかったのは意外でした。
4.今回はギリギリ1分46秒を切りませんでしたが、馬場状態がやや重だった事を考えれば順当なところか。
5.一応勝ち馬は474kgと、過去の平均より6kg軽い程度の誤差でした。でも、結構強そうに言われていた500kg以上の馬は、今回ブルーイレヴンただ1頭だったのに結局連対もしませんでした^_^;
6.予想通りというか、ローエングリンが逃げ粘りましたね。開幕週の上に馬場がやや重で逃げ馬にとってはかなり有利だったお陰もありましたね。それにしても逃げ馬の横山典は強いですな…
【まとめ】
今回はデータの的中は半分ぐらいといった感じでしたが、よく見ると外れたのは勝ち馬の馬体重だとか○歳馬が強いだとか、いつもあまり当てにならないものが多かったですね。人気サイドでおさまらないというデータは外れたようにも見えますが、私の考察が悪かっただけで実際はよく過去のデータを見ると人気サイドでおさまる時もあれば荒れる時もあるといった感じでしたしね。ずっとこれを続けていってもっとちゃんと考察できるようになれば意外とこのデータ使えるかも知れませんね。
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