データ検証
【データ】
1.人気馬が不安定
過去8年、1番人気の馬は、3勝をマークしているが、残る5頭はすべて着外と信頼できない。
2番人気の馬は、3連対、3番人気馬も2連対と苦戦。
2.ファンタジー男
福永が2勝、2着1回と活躍。ここ2年は、続けて連に絡んでいる。
今年も新馬戦圧勝のラインクラフトで参戦する。
3.1分21秒台
8年間の平均勝ち時計は、1分21秒9。
勝つ為には相当なスピードが必要。
4.久々は?
過去の勝ち馬は、すべて9月以降にレースを使われた馬。
2ヶ月以上、レースが空いていて優勝した馬はいない。
5.小兵は苦戦
8年間の勝ち馬の平均体重は478kg。
最軽量の勝ち馬でも昨年のスイープトウショウで458kgだった。
6.逃げ切り至難
逃げた馬が連に残ったケースは2回。
逃げ切ったのは、99年のテネシーガール1頭。
7.@枠特注
枠連の@枠が5回連対。
F枠とG枠が各1回の連対にとどまっており、内有利の傾向。
【考察】
1.確かに人気馬が特別強いというわけではないですが、1番人気も2番人気も“過去8年間”で3連対なのでそれほど弱いわけでもありません。過去データを見ても何番人気が強いということもなくばらけています。どちらかというと6番人気ぐらいまでの割と人気の高い馬の連対が多いですね。馬連配当で見ても10倍以下が2回、10倍台が1回、20倍台が3回、30倍台が1回、万馬券が1回とそんなに大きく荒れるわけでもないですね。
2.正直かなり無理矢理なデータですが、実際今年福永騎手が騎乗予定の馬が強い事は確かです。悩みますね…^_^;
3.一見かなり有効そうなデータに見えますが、まだ2歳であまりレースをやってない馬もいるのでタイムに関するデータはかえって惑わされるかも知れませんね。とりあえずあからさまにスピードのなさそうな馬は切りですが、今まで時計出てなかったけど実はスピードあったなんて馬がいそうでちょっと怖いです^_^;
4.2歳馬はまだ幼いからレース間が空くとうまく仕上がらないってことでしょうかね?でも今回登録のある馬で9月より前からレースしてないのってダンシングハートぐらいなんですよねぇ(笑)。参考にはなりそうにないですね。
5.毎度言っているように体重に関するデータはあまり当てにならないとは思うのですが、書いてあったので一応載せてみました。これに関しては個人的には無視ですね。
6.元々逃げ馬は数が少ないので過去8年間で2頭も逃げ粘っているなら悪くない数字だと思うのですがねぇ。逃げ馬が有利か不利かなんてあまり考えない方がいいかも知れません。
7.データ的には確かに内枠が何故か強いです。でも、圧倒的にって程でもないので参考程度にしておいた方がよさそうですね。
【検証】
1.勝ったラインクラフトは2番人気、2着のモンローブロンドは4番人気とほぼ予想通りの結果でしたね。結局1着〜4着までは1番人気〜4番人気が入るという極めて順当なレースでした。
2.なんとホントに福永騎手が勝ってしまいましたね(笑)。まぁラインクラフトは人気の馬だったので、福永馬券を狙ってみても馬券的におもしろかった訳でもなかったですし、結局データ的にはあまりおもしろくもなければ役にも立たなかったですね…^_^;
3.勝ち時計は1分21秒6と、データ的にはどんぴしゃで的中していました。他のレースでもそうですが、勝ち時計の平均タイムデータって結構当てになるもんですねぇ。
4.結局出走してきた馬の中で9月より前にレースしてなかったのはダンシングハートだけだったので、データ的には当たりはしましたが役には立たなかったですね…。
5.勝ったラインクラフトの馬体重は452kg。このレースでの最軽量記録更新ですね(笑)。やはり予想通り当てにはならないデータでした。
6.今回は逃げていった馬は連対しませんでしたね。よくあることなので特別言う事はありませんが…^_^;。
7.1枠の馬は連対しませんでしたが、勝った馬は3枠、2着が5枠とやはり外枠はダメでしたね。
【レース結果データアラカルト】
・無敗馬
無敗での優勝馬は6頭目。前走新馬勝ちから優勝した馬に、98年プリモディーネ、03年スイープトウショウと後のG1馬が2頭いる。
・エンドスウィープ産駒
昨年のスイープトウショウに続き2年連続で同産駒による優勝。同産駒のJRA重賞勝利は通算9勝目。
・ファンタジー騎手
福永は同レース最多勝となる3勝目。他の2勝のプリモディーネとピースオブワールドは、後にG1馬となった。
・ノーザンファーム
今年はノーザンファーム生産の2歳馬が大活躍。これで今年の2歳重賞は6戦4勝となった。
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