データ検証

第42回アルゼンチン共和国杯

 【データ】

1.トップハンディが苦戦
  過去10年、最も重いハンディを背負って勝った馬は、
  00年のマチカネキンノホシ(57.5kg)1頭。
  2着に来た馬も95年のステージチャンプ(58kg)1頭。

2.人気馬が不安定
  過去10年、1番人気の馬は、2勝、2着3回とまずまずの成績。ここ2年は続けて連を確保。
  2番人気の馬は、2勝2着なしと信頼感が落ちる。

3.アルゼンチン共和国杯男
  岡部が歴代トップタイの3勝をマーク。10年に5連対は断然光る。
  今年はコイントスで参戦予定。

4.大接戦
  ハンディ戦らしく接戦が目立つ。
  10年間に、首差以内の小差で決着がついたケースが6回。

5.久々は苦戦
  過去の10年の勝ち馬のうち、2ヶ月以上、レースが空いていて優勝した馬は、
  4ヶ月ぶりの出走で勝った98年のユーセイトップラン1頭。

6.逃げ切り至難
  過去10年、逃げた馬が連に残ったケースはない。
  逆に毎年のように後方から進んだ馬が連対を果たしている。


 【考察】

1.トップハンディでも強い馬は勝ってしまったりするもんですが、このレースに関してはトップハンディはデータ上あまりよくないようです。よほど思い入れのある馬か自信のある馬でない限りは買いではないですかね。

2.1番人気はそこそこ連対していますが、確かに人気馬が強いというレースではないです。下位人気の馬の連対が結構あって、10番人気以下の馬が過去10年間で4頭もいます。馬連配当で見ても、10倍以下がたったの1回、10倍台・30倍台がそれぞれ2回、40倍台・70倍台・90倍台が1回ずつ、万馬券が2回とかなり荒れます。穴党には嬉しいレースですね(笑)。

3.連対率5割はかなりの数字。信頼できるというほどではありませんが、迷ったら買ってみるのはありかもしれませんね。

4.このデータはハッキリ言って馬券の検討の上ではまったく役に立たないデータですね(笑)。よって特にコメントはなしです。

5.過去10年間でわずか1頭しかいないというのはデータ的にかなり当てになりそうです。が、今回登録馬で出走してきそうな馬には久々なのってほとんどいないんですよねぇ…^_^;。登録馬は結構多いのでどれが出てくるかはまだ分かりませんが、久々の馬が出てきたら逆の意味で要注意ですね。

6.よく言われる「逃げ切り至難」ですが、過去10年間で連に絡んだ馬すら1頭もいないというのは珍しいです。東京コースという事もあって、余程思い入れのある馬でない限り逃げ馬は買いではないですね。


 【検証】

1.トップハンディのダイタクバートラムは4着でした。やはりこのレースではトップハンディの馬は狙わないのが正解でしたね。

2.今回は結局2番人気−8番人気の組み合わせで馬連配当は3870円と小波乱程度でした^_^;。

3.結局コイントスは出走してこなかったので岡部騎手はいませんでした(笑)。

4.1−2着の差がクビ、2−3着の差がアタマとデータはずばり的中でした。…が、馬券的には何の役にも立たなかったです(笑)

5.2ヶ月以上レース間が空いていたのはエリモシャルマンとシャーディーナイスの2頭だけでしたが、どちらも連対しなかったのでデータ的には的中でした。どちらも全然有力な馬ではなかったので馬券の参考にはならなかったかも知れませんがね…^_^;

6.やはり逃げた馬は連対しませんでした。とはいえ、今回は逃げ馬らしい逃げ馬はいなかったので馬券の検討の上ではこのデータはあまり役に立ちませんでしたね。


 【レース結果データアラカルト】

・3勝目
横山典がこのレース3勝目で、JRAの通算重賞は78勝目。

・6度目の正直
レニングラードは、菊花賞をはじめ重賞6度目の挑戦で勝利。

・関西馬優位
01年のトウカイオーザから関西馬が4連勝。この10年でも関西馬は7勝。

・59勝目
トニービン産駒のJRAの通算重賞59勝目。今年はテレグノシス(毎日王冠)など4勝目。





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