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データ検証
【データ】
1.互角
古馬に開放された96年以降の上位人気別成績【① ② ③ 着外】は、
1番人気【2 3 1 2】、2番人気【3 2 0 3】、3番人気【2 1 0 5】。
上位人気馬が互角の戦いを繰り広げている。
残り1勝は4番人気馬。5番人気馬以下は勝っていない。
2.出ない万馬券
この8年の馬連最高配当は99年の5270円。平均は1846円。
昨年の3連複9570円が最高配当で、穴党泣かせのレースだ。
3.逃げ切り大変
この8年で逃げた馬は1頭も連対していない。
96年シーズグレイス、97年エイシンサンサンの3着が最高着順。
4.3歳か古馬か
年齢別の成績は、3歳【2 3 1 40】、4歳【3 4 4 28】、5歳【3 1 3 25】、6歳【0 0 0 6】。
わずかに4歳馬がリードしているが、3歳馬は2連勝中で、3年連続連対中だ。
5.好走条件
連対馬16頭の前走で、5着以内の掲示板を外したのは2頭だけ。
99年メジロドーベル（毎日王冠6着）、
00年ファレノプシス（札幌記念7着）でどちらも女王杯勝ち馬。
牡馬混合戦で取りこぼした。牝馬限定戦なら5着以内は必須だ。
【考察】
1.過去8年間の連対馬16頭のうちなんと13頭までも3番人気以内の馬が占めるというとんでもなく堅実なレース。残り3頭の連対馬も4番人気、5番人気、7番人気がそれぞれ1頭ずつと、これまた割と人気の馬。小波乱があったとしても1・2番人気が連を外す程度で、人気薄が来る様なことはデータ的にはほとんど考えられないですね。
2.馬連配当を見ると10倍以下が4回、10倍台・20倍台・30倍台・50倍台がそれぞれ1回ずつ。去年・一昨年は馬単でも1070円・410円という堅実ぶり。穴を狙うような事はしないで、狙っても小波乱ぐらいにしておくのが無難そうですね。
3.逃げ切り有利なんてレースも聞いたことないですが、このレースも逃げ切りは至難の模様。今回の登録馬には逃げ馬らしい逃げ馬というのはいませんが、他に行く馬がいないとなるとオースミハルカ、メイショウバトラー辺りが行くんでしょうかね？とりあえずこの2頭は出走してくるなら逆の意味で要注意ですな。
4.牝馬で晩成というのもあまり聞かないので6歳ってのはまぁないにしても、他は年齢ごとの強い弱いはない感じですね。年齢はあまり気にしない方が無難かも知れません。
5.これはちょっと気になるデータ。人気が出そうなレクレドールが前走の秋華賞で6着に敗れているので取捨に迷うところですね。
【検証】
1.1着が2番人気のアドマイヤグルーヴ、2着が5番人気のオースミハルカとほとんど読み通りの結果になりましたね。あまりに的確に当たり過ぎてこれ以上コメントのしようがありません^_^;
2.今回も馬連どころか馬単・三連複でも万馬券にならないという超順当な結果でしたね。さすがに三連単は万馬券でしたが(笑)。予想通り小波乱程度で終わってしまいました。
3.ここは私の読み違えで、オースミハルカはちゃんと控えて2着にきてしまいました^_^;。まぁ逃げたメイショウバトラーは実際連に絡まなかったので、データ的には間違いはなかったですね。
4.6歳馬のエリモピクシーが意外と頑張りましたが結局3着までにくる事はなく、やはり6歳馬はちょっと厳しいだろうという読みは当たりでしたね。
5.レクレドールはホントにきませんでした。このデータも結果的には役に立ちましたねぇ。
【レース結果データアラカルト】
・女王杯連覇
昨年に続き連覇を飾ったアドマイヤグルーヴ。女王杯連覇は、メジロドーベル（98、99年）以来2頭目。また、アドマイヤグルーヴは昨年、今年といずれも単勝2番人気での勝利。
・SS連続連対
サンデーサイレンス産駒は99年から6年連続で連対。このレースは4勝目となった。またSS産駒は、これでJRA重賞通算213勝、今年度は24勝目。
・同一G1 4連覇
01年（トゥザヴィクトリー）、02年（ファインモーション）、03年（アドマイヤグルーヴ）に続き女王杯を制し、同一G1 4連覇を達成した武豊。春の天皇賞（89～92年）以来2度目の快挙で、他に同一G1を4連覇した騎手は存在しない。ちなみに武豊は、これでJRA重賞192勝目。
・遅いタイム
勝ち時計の2分13秒6は、96年（ダンスパートナー）の2分14秒3に続く遅いタイム。
・橋田師V4
橋田調教師は、マーメイドS、朝日CC、富士Sに続き今シーズン重賞4勝。JRA重賞は通算35勝。
・関西馬優勢
関西馬は00年から5連勝。これで対戦成績は関東の11勝、関西は18勝。
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