データ検証

第24回ジャパンカップ

 【データ】

1.1番人気馬不振
グレード制が導入された第4回以降、単勝1番人気で勝ったのは85年のシンボリルドルフ(日)と00年のテイエムオペラオー(日)のみで勝率は1割。これはG1競走の中で最も低い。2着も88年のタマモクロス(日)、93年のコタシャーン(米)、01年のテイエムオペラオー(日)の3頭だけ。

2.2番人気が健闘
グレード制導入の84年以降、単勝2番人気馬は3勝、2着8回。ここ10年では6連対(2勝)しており、信頼度では1番人気馬をしのぐ。

3.北米所属馬不参加の年
今年の外国馬5頭はすべて欧州所属(英2頭、仏2頭、愛1頭)。北米所属馬が参加しないのは3回目で、過去2回は英国馬が@B着と好走。

4.4度目の挑戦
ホッカイドウ競馬所属のコスモバルクは、4度目のG1挑戦。地方所属馬のJC出走は、93年に16着となったハシルショウグン(大井)以来で、11年ぶり10度目。最高成績は85年のロッキータイガー(船橋)の2着。

5.ベテランの挑戦
8歳のマグナーテンと56歳の岡部幸雄騎手のベテランコンビは、02年以来のJC挑戦。岡部騎手は最多の15度目の出場で、勝てば単独トップの3勝目。


 【考察】

1.84年以来20年間で連対馬がわずか5頭というのは異常なまでの連対率の低さです。ここはよほどの理由がない限り1番人気は買いではなさそうですね。
過去10年間の馬連配当は10倍以下が3回、10倍台が1回、30倍台が2回、50倍台と70倍台がそれぞれ1回ずつ、万馬券が2回(ともに2万馬券)と結構荒れます。今週も穴党には嬉しいレースです(笑)

2.6連対とはなかなかないぐらいの高連対率。迷ったら2番人気馬で勝負してみるのもおもしろいかも知れませんね。

3.過去に北米所属馬が参加しなかった時には英国馬が活躍しているように見えますが、わずか2回だけの話なのであまり参考にはなりませんね。

4.これに関しては単なるトリビアで、馬券の検討の上では何の役にも立たないデータですね(笑)

5.これも4と同様に単なるトリビアなので考察は特になしです。


 【検証】

1.ごめんなさい、普通に1番人気が勝ってしまいましたね…。配当も全然荒れなかったし、今回はデータが全然当てにならない年でした。

2.2番人気の方はデータ通りきっちり連対しましたね。まぁデータにしたがって1番人気を外しているとどっちにしても当たらないんですけどね…

3.結局英国馬どころか外国馬すら出番なしでしたね。所詮は過去たったの2回のデータですから最初から参考にもならないデータだったんですけどね(笑)

4.これは単なるトリビアだったので検証すべきところはないですが、コスモバルクは見事連対して地方馬として最高タイ記録を作りましたね。

5.さすがにマグナーテンはないだろうと思ってましたが、やっぱりなかったですね(笑)


 【レース結果データアラカルト】

・天皇賞・秋からの連勝
ゼンノロブロイは今年の秋の天皇賞でG1初制覇に続くG1勝利。天皇賞・秋からのJC連覇はスペシャルウィーク(99年)、テイエムオペラオー(00年)以来、史上3頭目の連覇。今回の勝利で、00年から実施された天皇賞・秋−JC−有馬記念の「3冠ボーナス」に王手となった。

・8回目の初V
藤沢和厩舎は95年のタイキブリザードに始まって、昨年まで7回延べ8頭をJCに出走させていたが、3着が最高。8回目の挑戦で嬉しい初勝利となった。

・最多勝利
ペリエ騎手は01年のジャングルポケットで勝って以来のJC2勝目。これは岡部、L.デットーリ騎手と並ぶJC最多勝利。またJRAのG1は10勝目。





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